ボーローニャ製法。
ご存知ですか?
ボローニャ(ボロネーゼ)製法
イタリアボローニャで生まれた靴製法。アッパーの後足部は中底を用い通常の形で釣り込むが、前足部には中底を用いず、アッパーの縁につま先部分だけ開いて、ライニングを筒状になるように縫い付け、爪先部分に先芯を入れ、その部分だけ釣り込み、本底をマッケイ・ミシンで縫いつける方法前足部が筒状なので、足を包み込み、かつ中底を使っていないので屈曲が良く履きやすい。本底を縫い付けるのが正式のボロネーゼとする説もあるが、接着で本底をつけたものも多く見られ、底の付け方を問わず、前足部をこのようにつくる製法を、ボロネーゼと呼んでいる。(関連サイト:靴のパラダイス)
色々な製法が靴にはあり、製法それぞれの長所・短所はあるが、今回初めてボローニャ製法の靴を買ったのでここで、お伝えしたいと思う。
今回購入したのはイタリア「a.testoni」。
facebookページ「a.testoni japan」はこちら
a.testoni(ア・テストーニ)とは、イタリアで生まれたビスポーク(オーダーメイド)の靴ブランド。1929年にイタリアのボローニャにて靴職人のアメディオ・テストーニ氏によって創立された。独自の技術「ボロネーゼ製法」が有名で、現在も職人たちがその伝統技術を受け継いでいる。以下は公式HPより引用している。
『伝統的手法、独自の技術、厳選された素材選び、妥協を排したクオリティーの研究、さらに緻密な技法と斬新さでオリジナリティーを追求した美的センス:これこそが常に革新的な飛躍で国際的に高い評価を得続けるイタリアンスタイルと商品を生みだす歴史あるブランドの哲学です』
実際に足を入れて、即座に感じたのが、軽くて履きやすいということである。
なかなか、日本人の足はイタリア系の靴には馴染まないと聞いたことがあるけれど、驚くほど履きやすいと素直に感じた。
値段に納得することができる。値段をブランドのステイタスも当然あると思うが、それよりも、やはり、着やすさだったり、履き心地だったり、素材だったり。その部分で納得できるかどうかだと思うからだ。
おそらく革のグレードからしてもしっかりとケアしていけば、もっとしっくりしてくと思うし、何よりも、「足は第2の心臓」とよく言われているから、足に馴染まないと靴は意味がないのである。
靴に対して、以前は消耗品だからという気持ちがあったが、やはり、しっかりとした靴を手にすると愛着が湧いてくるものである。
あなたも、愛着の湧いてくる靴と出会ってみてはいかがでしょうか。
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