しっかりと朝夕冷え込んできたこの時期にやはり、ツィードを知らん顔はできないと思いますし、そろそろ着ている人も増えていると思います。
その着こなし方、実は結構難しいと思う人はいませんか?
そこで気をつけると着こなしが180度変わるテクニックをここでお伝えしていきます。
コーデテク1 生地の織りが粗いものは、インナーは必ずシンプルにする
この写真を見てもらうとわかると思いますが、これだけ大きな織りだとなおさらですが、インナーに織りを入れてしまうと、柄同士が喧嘩をしてしまいます。インナーはいかにシンプルにするか、そして、いかにアウターの素材感に負けないかを考えてください。ネクタイをするのであれば、ウールタイなどがやはり組み合わせとしてはマッチすると思います。
コーデテク2 困った時、茶系であれば迷わず「アズーロ・エ・マローネ」で着こなす
たくさんの色糸で織り上げているのがツィードの特徴でもあるので、どうしても、しっくりと色の組み合わせがいかないことが多いと思いますが、その時は、イタリア人が好んでする「アズーロ・エ・マローネ」で合わせてしまうのがキモ。アズーロ=ブルー(空の色)。そしてマローネ=栗色。色の組み合わせとしては、しっくりいく合わせですので覚えておきましょう。
コーデテク3 生地に使っている色をしっかりと拾ってコーデするのが着こなし上手
この写真、ツイードに使われている色。グレーとボルドー。それをネクタイとシャツのストライプに使ったコーデです。メンズの着こなしとしては、どの着こなし方にも使える方法ですが、この手法をマスターできると、おしゃれ番長になれる日も近いです。
あと、素材の厚さも気をつけてください。体がしっかりとしたガッチリタイプの方は、なるべく厚い生地のツィードを選ぶのはやめましょう。
ツィードは元々、色々な色の糸で織り上げられた生地になっています。ツィードには素材、つまりは織り上げられたその地域によって触った感触や素材自身の厚さが違ってきます。素材感を意識しながら、コーディネートの組み合わせを考えるようにしてください。
ずんぐりむっくりになりますので、細身の体型の方がおすすめです。ですから、若干薄めの生地の厚さのものを選ぶとベストです。大丈夫です。ツィードは基本暖かいですから。
ぜひ、チャレンジして見てくださいね。
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男子専科ファッションディレクター hide
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