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ビジネスシーンにおけるスーツのVゾーンの役割をあなたはちゃんと理解しているだろうか?ネクタイが当然、存在感を示しているのであるが、そのネクタイにつけているあなたは負けていないだろうか?
そもそもネクタイというモノは・・・
ネクタイの起源は、兵士たちが寒さから身を守るために首に巻いていた頃から始まり、フランスはルイ13世時代ではクロアチア人の傭兵を雇っており、その傭兵たちは首のまわりにスカーフを結んでいました。フランス語ではネクタイはクラヴァット(cravate)と呼ばれていますが、その語源はクロアチア人(フランス語ではクロワットと発音)に由来するという説もあります。出典:ネクタイの結び方
1650年頃、すなわちルイ14世時代には、首で結ばれるネクタイが宮廷人の間で定着しました。レースやシルクのリボン風のネクタイで人々がお洒落とエレガンスを競い合いました。その後、ネクタイの流行はヨーロッパ中に広まります。
裕福な人々やダンディーと呼ばれるお洒落な男性達のお陰で、世紀を超え国境を越え、更に新しいデザインとなり広まって行ったのです。出典:ネクタイの結び方
布地業界に大きな変化をもたらした産業革命時代の19世紀後半には、ネクタイは長くて細い形の実用的なものとなりました。当時レガートと呼ばれていたその新しいファッション小物は現在のネクタイの原型となったものです。
西洋では、ローマ帝国時代(2世紀)にネクタイの原型が現れましたが、その後は姿を消し、1926年には、ジェス・ラングスドルフというニューヨークの発明家が布地を3等分に折り、形が保たれやすいネクタイを作りました。しなやかで、かつ、形がしっかりしている現在のネクタイの誕生です。出典:ネクタイの結び方
ネパールの小学生からニューヨークはマンハッタンのビジネスマンまで、今では世界中で何百万人もの人々がネクタイを身につけています。
そんな歴史も頭に入れておきながらも
写真のように、ネクタイとポケットチーフの組み合わせを無視することは絶対に出来ないことであると認識しておくべきです。ポケットチーフがないのは問題外と言いたいところですね。
基本的な合わせ方を何気に知らない方が多いのが日本人です。
スーツ、シャツ、ネクタイのすべてに柄が入っていると、落ち着きのない印象になってしまいます相手に不安感を与えかねません。柄のアイテムは基本2つまでに抑えましょう(ルール1)。上の写真だと、チェック柄のスーツに幾何学柄のポケットチーフです。
それ以上の柄の組み合わせはVゾーンが落ち着きがなく感じますので、注意して合わせてください。このようなルール1はあなたのスーツとネクタイ・ポケットチーフで何パターンできるか、ご自身でチェックしてみるといいと思います。
そのパターンが1スーツで3つ以上できると合格点、あなたの買い物して来たことは間違っていなかったと思います。それ以下の方は、もしかしたら、思いつきが多かったかもしれませんね。
ぜひ、チェックして、足すものは足しておいてください。
だってこれから暖かくなって、コートやストール・マフラーはしなくなる、すなわち、Vゾーンが正面に出てくるのですから。
by hide
<hideの格言>ーーーーーーーーーーーーーー●
メンズファッションは算数である。足し算・引き算・掛け算・割り算と。
足し算引き算でコーディネートを仕上げるとトラッド的保守派の組み合わせができることが多い。
掛け算割り算をプラスするとその組み合わせが広がりだしやんちゃスタイル的な着こなしに変身する。
だから算数なのである。
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