今年の秋冬、皆さんは何をトレンドとして買い、着ていますか?
今年の秋冬、私はキャメルを推して着たのと、今更なのですが、今時のMA-1を上げて来ました。
実際に雑誌はどうなのだろうとチェックしてみると・・・これと言って一押しが見当たりませんよね。
MA-1、キャメルコートくらいじゃないですか?
どうしちゃったんですかね。本当にファッション業界がヤバいのかもしれないな〜なんて思っていたりもします。
なので、ここで一度、皆さんそれぞれが
自分にとっての着こなしのトレンドって何なのだろう
と考えてみてください。
ここでは私の考える自分自身のその年のトレンドの考え方をお話しします。
私にとってのトレンド。。。それは
サイズ感はぴったりとあった服に出会えた時、それがトレンド
意味が伝わっていますか?
私もそうですが、毎年毎シーズントレンドというものを伝えています。それは世界のメンズファッション業界の流れをお伝えしています。
しかし、そのファッションの流れが必ずしも、万人に当てはまるわけではありません。
では、当てはまらなかった人は・・・服を着ないで裸でいますか??
居ませんよね。
そこで、私が強くお伝えしたいのが、仮に去年良く見たな〜というアイテムでも
去年あなたが買わなかったのはなぜか考えて見てください。
試着はしましたか?
サイズはどうでしたか?納得しましたか?
そのアイテムを着た自分を鏡で見た時、どう感じましたか?
おそらく今の3点が納得いかなかったのが理由でお買い上げに至らなかったのではないでしょうか。
トレンドってそういうものです。
しっくり行く時と行かない時。はっきりと感じることができます。
でも
それでいいのだと思いますよ。
トレンドって自分にハマって、そこで成り立つものだと思いませんか?
当然、毎年、トレンドをおさえたい人もいると思うし、そのような方はそれでいいと思います。
でも実際あまり、ファッションを意識したことがないし、着こなし方もわからない。
ルールもよくくわからない。そんな方が大半なのです。
よく考えて見てください。
もし、ファッションを意識して、着こなしも習得しルールも完璧・・・なんて人が大勢いたら
もう少し、世の中、お洒落な男が増えていると思いますけどね。
定番をこよなく愛する人はそれはそれでいいと思いますし、モード系がいいと思う方は、それでいいと思います。
ハマること!
それがご自身のトレンドの原点ではないでしょうか。
仮に今、イタリアンが主流だとしても・・・
いいんです!
英国調で。アメリカントラッドで。ただそこで最も大切なことはあなた自身、それを着ているあなたを
最大限、演出できているか、洋服が魅力を引き出してくれているか、あなたの背中を後押ししてくれているか
だと思います。
私はキュレーターであるので、情報として、皆さんにお伝えはしていきます。
でも、チョイスし、ご自身に当てはめるのは、他でもない、あなた自身なのです。
わからないことは、プロに聞いてください。
writer
男子専科ファッションディレクター
スタイルコンシェルジュ
hide
追伸:
スタイリストとは、マネキンに着せて。どーお?って見せるのがスタイリストではありません。スタイリストとは最大限その人の魅力を洋服によって
引き出すのがスタイリストです。最近、1回、テレビに出たからって勘違いしているスタイリストが見受けられますが。。。
それに着せられてる、成功者の方。残念ですね。そういう人って単に金の亡者にしか見えません。めちゃくちゃ残念なスタイルを着せられています。
残念です!どのスタイリストかは、メルマガのような閉ざされたところでしかお話ししませんけどね。では。
<hideの格言>ーーーーーーーーーーーーーー●
メンズファッションは算数である。足し算・引き算・掛け算・割り算と。
足し算引き算でコーディネートを仕上げるとトラッド的保守派の組み合わせができることが多い。
掛け算割り算をプラスするとその組み合わせが広がりだしやんちゃスタイル的な着こなしに変身する。
だから算数なのである。
●ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コメントを残す