hideです。
よくハズしという言葉を耳にすることがあると思いますが、どこまでがハズしなのでしょうか?
ここまでは良いだろうなんて自分で思っていても、相手からするとそうは伝わっていないことも少なくはありません。
今回は、ハズしという概念の考え方をお話ししたいと思います。
最後まで読んで頂ければ、ご自身のハズしはどうなのか、再度考える時に参考になると思います。
ファッションで言う「ハズし」
全ての仕事の作業を同じレベル・密度で行うと、仕事の速度は遅くなるし、量もさばけないことは知っていますか?
例えば資料を透くるように上司やクライアントから言われたとします。
その目的とゴールはあなたではなく、上司やクライアントが持っていますよね。求めていることは、必ずしも完璧な仕上がりではなく速さかもしれないので、自分で判断するのは危険です!
しかし、仕事を依頼する人の顔色を伺い、ちゃんと聞かずに「わかりましたー」と受けてしまうケースってありませんか?
やり直しになると、仕事で使った時間が無駄になるだけでなく、本来やるはずだった仕事の時間を奪われてしまいます。
それに、相手からは「仕事ができないやつ」と言うレッテルを貼られてしまう可能性もあります。
仕事には、力の「入れ所」と「抜き所」があるのに気が付いていますか?
どんな時も全てに全力は疲れてしまいます。集中することは大切なのです。
もっとも大切なのですが、でもそこまで全力で完璧にやらなくても済む仕事ってありますよね。
そして、依頼者や相手の期待を「自分で思い込む」ほど仕事のこなし方は危険です。
ではそんな時にどうすればいいのか?
それは
「思いこむ」前に、相手に確認をすれば、無駄な仕事のやり直しはなくなるのです。
それを相手に聞くことで、もしかすると相手は明確な指示をしてくれるかもしれませんし、どこまで仕上げれば相手は満足するのかが、明確になって来ます。
大切なことは
相手の期待値を確認した上で
ちょっとだけ上回ることです!
では、ファッションの着こなしに置き換えて考えてみると、どういうことになるでしょうか。
それが、「ハズし」と言うことになると思います。
「ハズし」とは、着こなしの基本ルールがわかっている上で、ガチガチのルールに縛られた、ルール通りの着こなしをするのではありません。
ご自身の着こなしにアクセントとなる着こなしを入れることです。言い換えると「着こなしのアクセント」と言っても良いと思います。
でも、ファッションのハズしって、以外にも、相手の期待を下回ることもありますから要注意なんです。
こうやって話始めると・・・読んでる貴方は、引いてしまうかも知れませんね。
相手の期待を「少しだけ」上回る!
「難しそう」
「ファッションのことまだまだわかっていないのに無理だよ」
そんな風に思ってしまうかも知れませんね。
でも安心してください!
(履いてます!←いつも明るい安村さんじゃないですけど)
上の写真、僕から言わせると。ハズし満載な訳です。
まずはジャケットを腕まくりする。
これは普通に考えたら、一度してしまうとそのあとはシワだらけです。
なかなか勇気がいる着こなし方かも知れませんね。
最近やっと認知されてきた麻素材が今まで敬遠されがちであったのには、日本人はあのシワを嫌っている傾向がありました。(最近はそうでもなくなってきましたが)
そして、手首の装飾品。
これも日本の昔の風潮からすると、ジャラジャラとつけてと言われえていた時代がありましたね。
また、一般化した素足風に見せる足元です。
メンズファッションでは、石田純一さんが日本の先駆けかも知れませんが、イタリアファッションが流行し、一般化されました。
(ただ、TPOをわきまえて、する必要はありますね。闇雲に自分の着こなし・スタイルだからと言って、ビジネスシーンでもする人がいますけど、ケースバイケースでしっかりと考えてもらいたいです。)
ここまで読んでもらうとわかる方はわかると思いますけど、「チラ見せ」と言っても良い考え方です。
ここで大切なのは
着こなしにはやり過ぎは注意ということ。
貴方が目の前にする相手によって、そのさじ加減が最重要になります。そこはちゃんと気をつけてコーディネートを楽しんでくださいね。
今日はここまで!
ダンディ番長 hide